キクバオウレン







果実になったキクバオウレンが勇ましく群生していました。
1回3出複葉のように見えますが、少々紛らわしい葉も。

↓わずかですが、花も残っていました。








’19.4.9撮影 角田山(新潟県)
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 Coptis japonica (Thunb.) Makino var. anemonifolia (Siebold et Zucc.) H.Ohba
キクバオウレン(菊葉黄連)/キンポウゲ科 オウレン属 多年草/3~4月/北、本、四/北日本、日本海側に多い
   別名はオウレン(黄連) 中国の黄蓮とは別のもの、薬用植物として古くから胃腸薬に利用されている。林内。常緑。高さ15cm程で、花期が終わると40cm程になる。葉は3出複葉で、菊の葉に似る。花は白色、直径10mmほどで花弁に見えるのは萼片で、花弁はその内側にある短いもの。雌雄異株たまに同株。雄花は雄しべが多く、両性花は雌しべが10個前後ある。果実(袋果)は矢車状に並ぶ。

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