セリバオウレン  '11

















毎年見ているところとはまだ積雪があり、道路事情も悪いので、別の場所に行ってみました。
やはり、こちらも例年より少し遅れているようで3分咲き程度でした。
開花しているのは雄花が多かったですが、2番目、3番目は両性花かもしれません。
雄しべが少し開くとわかりやすくなります。
<参考 : 雄花、両性花の比較>


’11.2.21撮影 大村市(長崎県)
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 日本産のオウレン(広義)は、小葉の切れ込みの形態によって3つの変種
(キクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレン)に分類されている。オウレン(広義)変種3種galleryへ
  キクバオウレン 1回3出複葉。北海道と本州の日本海側に多い
  セリバオウレン 2回3出複葉。本州と四国(西日本の太平洋側が多い)
  コセリバオウレン 3回3出複葉。本州と四国の太平洋側
Coptis japonica (Thunb.) Makino var. major (Miq.) Satake
セリバオウレン(芹葉黄連) / キンポウゲ科 オウレン属 常緑多年草 / 3~4月 /本、四 
山地の林内。葉が2回3出複葉で、小葉がセリの葉のように切れ込む。花は直径1cmほど。萼片は5~7個、花弁は8~10個。雌雄異株たまに同株。雄しべが多数の雄花、雄しべ多数、雌しべ10個程度の両性花、ごく希に雌花。根茎を薬用にするのはキクバオウレンとセリバオウレンで、セリバオウレンが多く栽培される。

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