タニジャコウソウ '17









秋の花が遅れ気味だったので、いつもより遅く出かけたのが裏目、残り花になっていました。


’17.10.4撮影 長崎県
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 Chelonopsis longipes Makino
タニジャコウソウ(谷麝香草) /シソ科 ジャコウソウ属  多年草/ 9~10月/本(関東地方以西)、四、九
 
 山地の谷間。草丈50~100cm。ジャコウソウに似るが花冠はやや小さく、長さ3.5~4cm。花柄の長さが3~4cmと長いのが特徴。茎は基部から直立して斜上し、粗い毛があり、普通赤紫色を帯びる。葉は対生し、短柄があり、広披針形~長楕円形で、長さ8~15cm、幅2.5~5cm。先は尖り、基部は耳状心形。両面、特に脈上に斜上する毛がある。花は葉腋から出た3~4cmの長い花柄の先に1~3個、唇形花をつける。花冠は太い筒状、紅紫色で長さ3.5~4cm。萼は圧毛があり、花時で長さ7~8mm、花後は球状の鐘形となる。果実(分果)は長さ約1cm。和名は葉をゆすると麝香の香りがすることから。

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