シラヒゲソウ  Kuju2


                                             ’17.9.1撮影



                              ’17.9.1撮影




                             ’15.9.5撮影




                                              ’15.9.5撮影

湿地に下りてみると、シラヒゲソウが花盛り。
ウメバチソウより2~3週間早く咲きます。





シラヒゲソウは花弁のヒゲが目立ってるので、ウメバチソウとはまったく違うように見えますが、
花の構造をじっくり見ると、似てますよね。

また、全体画像を比べて気がついたんですが、
シラヒゲソウは花茎に葉が4~6枚つき、ウメバチソウは花茎に葉が1枚、
蕾は似ているけれど、葉の数が違いました。


くじゅう(大分県)
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 * APG III 分類体系、従来の分類ではユキノシタ科
 Parnassia foliosa Hook.f. et Thomson var. foliosa
シラヒゲソウ(白髭草) / * ニシキギ科 ウメバチソウ属  多年草  / 8~9月 / 本州~九州
 
 山地の湿地。花茎は高さ10~30cm。根生葉は長柄があり長さ幅とも1.5~4cmの心円形。茎葉は茎に3~6枚つき、無柄。茎頂に直径2~2.5cmの白色花を1個つける。花弁は五個で、ふちは糸状に細裂する。雄しべは5個。仮雄しべは3裂し、先端に球状の黄色の腺体がついている。果実(蒴果)は長さ6~7mm。

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