ミドリヨウラク


                 ’21.6.21撮影 くじゅう(大分県)


周囲の植林が伐採され、日射しを遮るものがなくなりました。
生きていけるのかな?



                    ’21.6.21撮影 くじゅう(大分県)


小群生していましたが、ピークを過ぎ、花を残した株は僅かです。
花期末期なのに、先端が開いた花がありません。
閉鎖花なんでしょうか。



                     ’21.6.21撮影 くじゅう(大分県)






                     ’13.6.3撮影 くじゅう(大分県)




                     ’13.6.3撮影 くじゅう(大分県)




                     ’13.6.3撮影 くじゅう(大分県)

たくましいミドリ軍団がどうだというばかりに並んでいます。
花は小さいのに、草丈は70cm近くに伸びています。
ワニグチソウは寝転ばないと、下から覗けませんが、
このミドリヨウラクは跪くだけで、楽に見上げることが出来ます。

苞の下に花は2〜4?個くらいが下がっていますが、先が開きません。
受粉してもらうには不利に見えますが、しっかり結実してるのが不思議です。
閉鎖花ばかりみているのでしょうか。自家受粉?
素人の観察ではわかりません。






                    ’12.6.7撮影 くじゅう(大分県)


6月上旬は花がまだ開花しておらず、花の長さは長くても1.5cmほど。下旬でも2cm弱。
図鑑によると花の長さは2〜2.5cmとなっているのですが、それほど大きくなったのをまだ見たことがありません。
ワニグチソウに比べ、草丈が高く、葉の幅が広いので花を見なくても見分けがつきます。






                                     ’08.6.25撮影 くじゅう(大分県)






               ’07.6.5撮影 くじゅう(大分県)




             ’07.6.5撮影 くじゅう(大分県)


ナルコユリよりも葉が丸く、ぶら下がった花に苞がついています。
近くに咲いていたワニグチソウより、草丈が高く、葉も大きいのに、花はかなりのミニサイズ。
図鑑には花の長さが2cmとなっていますが、
この一帯に群生していたものは1〜1.5cmくらいです。
花柄の苞ですが、ワニグチソウは一対ですが、ミドリヨウラクは花の数と同じだそうです。

                      ’07.7.25撮影

若い果実になっていました。

 *APG分類。従来の分類ではナルコユリ属
ミドリヨウラク(緑瓔珞) / *キジカクシ科 アマドコロ属 多年草 / 6月 / 本(中国地方)、四、九
  落葉樹林内、草地。高さ30〜70cm。葉は長楕円形〜卵状楕円形で、長さ10〜15cm。質はやや薄く、
  裏面は白色を帯びる。花は葉腋から花柄を出し、3〜7個の苞のある3〜7個の花を付ける。花は淡緑色で筒形で、
  長さ2〜2.5cm。苞は膜質で、花の数と同じ。果実(液果)は球形で径約1cm、黒熟する。

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