フデリンドウ  Kuju-1


                    ’16.4.30撮影 九重町(大分県)




                     ’14.5.7撮影 九重町(大分県)




                ’09.4.18撮影 由布岳(大分県)




                 ’04.4.17撮影 黒岳(大分県)

春陽をあびて気持ちよさそう




                  ’03.3.2撮影 黒岳(大分県)

目覚めたばかりのフデリンドウ


くじゅう(大分県)
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 Gentiana zollingeri Fawc.
フデリンドウ(筆竜胆) / リンドウ科 リンドウ属 越年草 / 3~5月 / 北、本、四、九
山野の日当たりの良いところ。草丈5~10cm。葉は対生、ロゼット葉はなく、茎葉は上半部にやや密につき、葉身は広卵形、長さ5~10mm。先はやや鋭頭、基部はくさび形、縁は白く、細突起がある。質はやや厚く、裏面は赤紫色を帯びることが多い。花は茎の上部に数個集まってつく。花冠は青紫色、長さ12~15mm、先は5裂し、裂片と裂片の間に副裂片がある。萼筒は長さ約7mm、裂片は広披針形で直立し、筒部の長さの約半分。果実(蒴果)は成熟すると2片に裂開し、宿存する花冠から突出する。和名は花、蕾の形が筆の穂先を思わせることによる。花が白色の品種をシロバナフデリンドウという。

 <よく似たもの> フデリンドウとハルリンドウの違い
   ハルリンドウ : 湿地を好む。大きなロゼット状の根生葉がある。
   コケリンドウ : 全体に小さく、萼片が強く反り返る。根生葉はロゼット状。
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