ノハカタカラクサ(トキワツユクサ)








和名に「博多」がついているので、訳を知りたくて
調べてたのですが、よくわかりません。

昭和初期、葉に白斑のはいった園芸品種が観賞用に導入されたそうですが、
温暖化などで逸出野生化し、斑を消失したそうです。


’02.4.29撮影  加江田(宮崎県)
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ノハカタカラクサ  Tradescantia flumiensis Vell. / ツユクサ科 多年草 / 夏 / 南米原産の帰化植物
  別名:トキワツユクサ 茎は多肉質で地面をはい、節部から根をおろす。
  園芸品種のシロフハカタカラクサが昭和初期に観賞用として導入され、温暖地で逸出、野生化し、
  斑を消失したと考えられている。ハカタカラクサは別種。

<参考>ノハカタカラクサの由来は
  ハカタカラクサ<博多・唐草>が正しいのか、ハカタガラクサ<博多柄・草>が正しいのかという議論
  があり、結論がでていない。
  なお、「博多」は博多織・博多帯の略(広辞苑に載っている一般的用法)、「博多柄」という単語は
  辞書にない。

  下記のように分類する考え方もある。
   a)茎の節間に毛条線がある
     b)葉裏は紫 … シハイハカタカラクサ
     b)葉裏は緑 … ミドリハカタカラクサ
       ※両者を区別しない場合はノハカタカラクサ(トキワツユクサ)
   a)茎は節の直下を除き無毛 … オオトキワツユクサ

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