マルバツユクサ

マルバツユクサ ’04.9.19撮影 加江田






ツユクサとは葉の縁が波打ち、葉先が尖らないことと苞が漏斗状に合着することで区別できます。
なお、沖縄には苞がやはり漏斗状になるホウライツユクサが分布します。
ホウライツユクサは葉先が尖ります。





空き地を埋め尽くすようにマルバツユクサが群生していました。
こんなに増えていいものかしら。

 ’04.9.19撮影 加江田(宮崎県)

マルバツユクサ(丸葉露草) / ツユクサ科 ツユクサ属 1年草 / 在来種 本(関東以西)〜沖
  高さは約40cm。葉は長さ3〜7cm、幅2〜4cmの卵〜広卵形、平行の葉脈が目立ち、わずかに毛が生え、縁は普通、
  波打つ。葉には短い柄があり、基部は筒状の鞘となる。茎頂の2つ折りになった苞の中に花をつけ、苞の外に花柄を
  伸ばして通常2個、開花する。花弁の長さは4〜5mm。青〜淡青色で、まれに白花もある。花が終わると花茎が曲がり、
  苞の中で果実(刮ハ)が花の数だけできる。マルバツユクサは通常の結実のほか、地下に閉鎖花をつけ、自家受精して
  種子を作る。ツユクサと似ているが、葉がツユクサより丸味を帯びて大きく、花はツユクサより小く、色はやや薄めの
  ものが多い。

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