ヒヨドリバナ?




葉の幅が広いので、マルバフジバカマかな、ヤマヒヨドリかなと、立ち止まってじっくり観察してみました。
まず、、頭花の小花は5個なので、マルバフジバカマではありません。
葉柄は下のほうで1cmくらい、葉の基部はくさび形なので、ヒヨドリバナかな。
しかし、茎はほとんど毛がなく、葉裏の腺点もハッキリしていません。
自信をもってヤマヒヨドリと言える個体になかなか逢えません。




’17.11.1撮影 平戸市(長崎県)
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ヒヨドリバナ(鵯花) 別名オオヒヨドリバナ / キク科 フジバカマ属 多年草 / 7〜10月 / 北〜九
  山地のやや乾いたところ。高さ1〜2m。和名はヒヨドリが鳴く頃に花が咲くことに由来する。茎には曲った毛が
  密生する。高さ1〜2m。葉は短い柄があり、対生。長さ10〜18cmの卵状長楕円形、不揃いな鋸歯縁。葉の
  両面に縮毛があり、葉裏には腺点が密にある。散房状に筒状の頭花を多数つける。頭花の小花は5個。ふつう白色
  だが、淡く紫色を帯びるものもある。ヒヨドリバナには葉が3裂する2倍体のキクバヒヨドリとオオヒヨドリバナ
  と呼ばれる3倍体(倍数体)があり、その中間的なものもある。ヒヨドリバナは変異が多く、分類が難しい。

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