ホソバナコバイモ 2

ホソバナコバイモ ’06.3.19撮影 英彦山山系
                  ’06.3.19撮影


ホソバナコバイモ ’06.3.19撮影 英彦山山系
                  ’06.3.19撮影


ホソバナコバイモ 
                               ’06.3.19撮影

3週間前、ここに来たときは落ち葉から花茎も出ていなかったのに、
もうあちこちに小さな鈴が見え隠れしています。
白っぽいスカートに白い靴がホソバナコバイモさんです。
九州ではたいへん希ですが、紫色の靴をはいたトサコバイモさんもいるそうです。




ホソバナコバイモ ’05.3.19撮影 英彦山山系  ホソバナコバイモ ’05.3.19撮影 英彦山山系
                                                                     ’05.3.19撮影




ホソバナコバイモ
                                                       ’05.3.19撮影

今年は春の訪れが遅いので、心配しながら出かけてみました。
よかった! まだポツンポツンですが、可愛い花を咲かせています。
地面に顔をつけての撮影は久しぶりです。
花と呼吸を合わせ、シャッターを押す、鳥撮影とは全く違う喜びが生まれます。

 英彦山(福岡県)
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 Fritillaria amabilis Koidz. 
ホソバナコバイモ(細花小貝母) /ユリ科 バイモ属 多年草 / 3~5月 /本(中国地方)~九州
山地の疎林内、林縁 高さ10~20cm。茎の上部に2枚の葉を対につけ、その先端に3枚の葉が輪生。輪生する葉の方が細く線状。茎の先端に1個の花を下向きにつける。花は茎頂に1個つき、横向きまたは下向きに咲き、細い鐘状筒形、花被片は長さ1.4~2.5cm、網目状の斑紋がほとんどなく、紫色の条線があり、内側に基部近くから上に向かう腺があり基部近くで外側に張り出し、縁に突起がない。葯はクリーム色で、花糸と花柱に細かい突起がある。果実(蒴果)は倒卵形で横向きになり、長さ9~14mm。
よく似たトサコバイモは葯が紫色。 ヒゴコバイモは葯が紫色で花被片は網目状模様。

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