センニンソウ


                                  ’06.9.11撮影 相島(福岡県)



                               ’08.8.25撮影  行橋市(福岡県)



         08.8.25撮影  行橋市(福岡県)



                                     ’22.10.30撮影 甑島(鹿児島県)



             ’12.10.15撮影 津屋崎(福岡県)


花が終わると花柱がのび、白くて長い毛が密生します。
この様子を仙人の白髪に喩えたと言われています。



                                       ’09.11.4撮影 平戸(長崎県)

 Clematis terniflora DC.
センニンソウ(仙人草) / キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性の半低木 / 8~9月 / 日本全土
 
道端、林の縁。葉は対生、1回3出複葉~羽状複葉、時に2回3出複葉、小葉は卵形~卵円形、時に線状披針形~線形。先端は小さく突出し、全縁。質は厚くてやや光沢がある。花は枝先や葉腋から大きな円錐状の集散花序を出して多数つくか、集散状に2~3個つき、直径2~3cm。上向きに咲く。花弁はなく、花弁の萼片は4個、平開する。雄しべは多数、長さ8~18mm。果実(痩果)は楕円状卵形。花後、残存花柱は2.5~3cmに伸び、銀白色の長毛が密生する。茎や葉は皮膚にかぶれをおこす有毒物質を含む。漢方では根を利尿、鎮痛などに用いる。 

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