オケラ '09


  < 雄花 >                             ’09.10.6撮影 油山(福岡県)

< 雄花 >                                  ’09.10.6撮影 油山(福岡県)

 < 雌花 >            ’09.10.6撮影 油山(福岡県)
オケラの花をじっくり観察してみると、株によって突き出た柱頭の先が2裂したものと、しないものがあります。
右側の柱頭が2裂するのが雌花、オケラは雌雄異株なんです。
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 Atractylodes ovata (Thunb.) DC.
オケラ(朮) / キク科 オケラ属 多年草 / 9~10月 / 本州~九州
 
 やや乾いた草原。古名のウケラがなまったもの。万葉集にもでてくるが、語源がはっきりしない。 高さ0.3~1m。葉は長い柄があり、3~5裂する。裂片のふちには刺状の鋸歯がある。頭花は直径1.5~2cmで総苞の周囲に魚の骨のような苞がある。雌雄異株。そう果は毛が多く、冠毛は羽毛状。

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