ヤツシロソウ '17








野焼きのあとの原野は5ヶ月後、草はぐんぐん伸びて、腰から胸の高さになっています。
その中に咲くヤツシロソウもかなりのノッポ。
強風や雨に打たれ、まっすぐ立ち上がっている株がありません。


’17.8.8撮影 阿蘇外輪(熊本県)
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Campanula glomerata var. dahurica 
ヤツシロソウ(八代草) / キキョウ科 ホタルブクロ属 多年草 / 8月 / 九
  阿蘇の外輪山のみに生える。大陸遺存植物。草丈40~80cm。茎は直立し粗い毛がある。葉は互生し、広披針形
  または狭卵形で、長さ5~10cm、縁に細かい鋸歯がある。花は茎頂または上部の葉腋に10個程度が、やや頭状
  に集まる。花冠は紫色の漏斗状で、2~2.5cm、やや上向きに咲く。
 <名前の由来>  熊本県八代で初めて見いだされたことによる。
  シロバナヤツシロソウ Campanula glomerata L. subsp. speciosa (Spreng.) Domin f. alba (Nakai) Nakai ex T.B.Lee
  白花品種。

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