シデシャジン








まだ花柱の先が閉じています。
キキョウなどと同じように雄しべ先熟なんです。
雄しべが先に花粉を出し終えると、花柱が3裂し、他の花から花粉を受ける工夫をしています。





シデシャジンの楽園が災害で消えてしまったので、別のありそうな場所を探しました。
予想的中! すっきり撮影できない場所ですが、ひとまず満足しました。


’13.8.22撮影 高森町(熊本県)
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 Asyneuma japonicum (Miq.) Briq.
シデシャジン(四手沙参) / キキョウ科 シデシャジン属 多年草 / 7~8月 / 北、本、四、九
  四手は神社のしめ縄や玉串につける白い紙のこと。花弁の様子を四手に喩えたもの。草地や林の縁など。
  高さ50~100cm。 花冠は青紫色で、基部から5深裂し、裂片は線形で長さ約1cmで平開し、うしろにそり返る。
  萼筒は短く、萼裂片は線形。花柱は長く突き出る。雄しべ先熟で、雄性期は柱頭先が閉じているが、のち雌性期
  になり先が3裂する。 

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