オキナグサ '09


根子岳とオキナグサ




高岳とオキナグサ



広大な阿蘇の山々を見ている勇壮なオキナグサに会えました。
咲きはじめの産毛に包まれたうつむいた花から、白髪のような果実に変わっていく姿はドラマティック。

阿蘇地方ではオキナグサ(翁草)のことをネコバナ(猫花)と呼んでいたそうです。
猫の毛のような白い産毛も素敵です。


 ’09.4.10撮影 阿蘇外輪(熊本県)
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 Pulsatilla cernua (Thunb.) Berchtold et J.Presl
オキナグサ(翁草) / キンポウゲ科 オキナグサ属 多年草 / 4~5月 / 本、四、九
山地の日当たりのいい草地.。内側は暗紫赤色。花は花茎の咲きに1個下向きにつき、長さ約3cmの鐘形。花弁はなく、萼片が花弁状で6枚あり、覆われている。雄しべ、雌しべともに多数あり、花柱には長い毛が密生する。花のあと花柱は伸び、白い毛も伸びて羽毛状になる。 和名は羽毛状のそう果の集まりを老人の白髪にたとえたもの。

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