ミチノクフクジュソウ aso-2


                              ’17.3.16撮影




                                                   ’17.3.16撮影


野焼きのあとの原野でも、ミチノクフクジュソウが咲き始めました。
周りの草が伸びていないので、背が低くても十分陽射しを集めています。






                    16.3.20撮影 阿蘇外輪(熊本県)



                                      16.3.20撮影 阿蘇外輪(熊本県)



                                                       16.3.20撮影 阿蘇外輪(熊本県)

昨年、盗掘を目撃したので、今年はどうなっているのやらと、立ち寄ってみました。
多くはないですが、想像以上に残っていたので、ほっとしました。
風は冷たいですが、春陽を浴び、懸命に輝いていました。
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 Adonis multiflora Nishikawa et Koji Ito
ミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草) / キンポウゲ科 フクジョソウ属 多年草 / 2~4月 /北海道~九州
山地の明るい林内。花は直径3~4cm。花弁は10~20個。萼片は菱形で花弁の長さの1/2か2/3。茎の断面は中空。集合果は小さく、球形で黄緑色、そう果の毛は短い。現在、日本のフクジュソウは4種類あることが明らかにされている。  
キタミフクジュソウ:北海道 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。茎は中実。葉裏に毛が密生。集合果は大きく、毛が長い。
フクジュソウ:北海道~九州 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。茎は中実。葉裏は無毛か微毛。集合果は大きく、毛が長い。
ミチノクフクジュソウ:東北・中部・九州 萼片は淡色で花弁の1/2か2/3。茎は中空。葉裏は無毛か微毛。集合果は小さく毛は短い。
シコクフクジュソウ:本州・四国・九州 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。茎はほぼ中空。葉裏は無毛。集合果は小さく毛は短い。

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