ミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草) / キンポウゲ科 フクジョソウ属 多年草 / 2〜4月 /北海道〜九州
山地の明るい林内。花は直径3〜4cm。花弁は10〜20個。 萼片は菱形で花弁の長さの1/2か2/3。茎の断面は中空。集合果は小さく、
球形で黄緑色、そう果の毛は短い。現在、日本のフクジュソウは4種類あることが明らかにされている。
キタミフクジュソウ : 北海道 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。 茎は中実。葉裏に毛が密生。集合果は大きく、毛が長い。
フクジュソウ : 北海道〜九州 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。 茎は中実。 葉裏は無毛か微毛。集合果は大きく、毛が長い。
ミチノクフクジュソウ : 東北・中部・九州 萼片は淡色で花弁の1/2か2/3。茎は中空。葉裏は無毛か微毛。集合果は小さく、毛は短い。
シコクフクジュソウ : 本州・四国・九州 萼片は赤紫色を帯び花弁と同長かやや短い。 茎はほぼ中空。葉裏は無毛。集合果は小さく、毛は短い。 |