ハママツナ 1


                                       ’13.11.26撮影 北九州市

今年は真っ赤に紅葉していました。



                    ’13.10.30撮影 福岡市東区

河口に生えるハママツナです。
花がほぼ終わり、果実(胞果)になりかけています。

多々良川河口には数種の塩生植物が観察できますが、みな色も形も地味で見栄えがしません。
しかし、秋になると、小さな花を咲かせたり、面白い形の果実をつけたり、紅葉するものもあるので、
じっくり観察したくなります。



                  ’13.10.30撮影 福岡市

いつも水没する場所は紅葉しています。




↓こちらは小島の海岸に群生するハママツナです。

ハママツナ ’02.11.30撮影 新門司海岸
                 ’02.11.30撮影 北九州市

この年は紅葉がきれでした。
最初に見た年はハママツナ? シチメンソウ?悩みましたが、
葉の断面が円形ではなく、先がやや尖っているので、ハママツナと同定しました。
シチメンソウは葉の先が丸いか、鈍形で、もう少し立ち上がって伸びています。
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 **APG分類体系、従来の分類ではアカザ科
 Suaeda maritima (L.) Dumort. subsp. asiatica H.Hara
ハママツナ(浜松菜) / ヒユ科 マツナ属 1年草 / 9~10月 / 本(宮城県以西)~沖
暖地の海岸の砂地。よく分枝し、高さ20~60cm。葉は互生、2~4cmの線形で先はやや尖る。花は茎の上部に1~5個かたまってつく。花被は5裂する。胞果は1.5cmくらいの扁球形で花被片に包まれている。秋に紅葉する。 

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