シマジリスミレ

シマジリスミレ '05.3.4撮影 沖縄本島南部
                                    ’05.3.4撮影 沖縄本島


シマジリスミレ '05.3.4撮影 沖縄本島南部
                                     ’05.3.4撮影 沖縄本島


シマジリスミレ '05.3.4撮影 沖縄本島南部
                    ’05.3.4撮影 沖縄本島


 シマジリスミレの花 '05.3.4撮影 沖縄本島南部 シマジリスミレの葉 '05.3.4撮影 沖縄本島南部


沖縄だけに分布する珍しいスミレだそうです。
石灰岩の岩場を好むのはオキナワスミレと同じですが、
シマジリスミレは海岸ではなく、標高100mあまりの石灰岩の岩場に生えています。
今年はすでに花期の終盤だったのか、花が咲いているのはこの個体だけでした。
この個体のように、側弁の毛も花柱の突起毛もない個体もあるそうです。
花はタチツボスミレに似ていますが、葉は艶があり、距は白っぽくやや短めだと思いました。





                                    '07.2.16撮影 沖縄本島



                     '07.2.16撮影 沖縄本島


辛うじて残っていた花が1つ、あとは花後になったものと蕾。
花は熟女でも葉は光沢があり元気です。
2年前と同じ場所に細々と咲き続けていました。

Viola okinawensis K.Nakaj., nom. nud.
シマジリスミレ(島尻菫) / スミレ科 スミレ属 タチツボスミレ類 / 2~4月 / 沖縄本島 
  内陸の石灰岩の岩場の日陰や窪み。草丈8~12cm。地上匐枝を伸ばし、その先に新株を作る。根生葉は数多く付き、葉身は心形、長さ1~4cm、幅1~2cm。質は革質、濃緑色~緑色で光沢があり、無毛。托葉は櫛の歯状に羽裂する。花は直径1~1.3cmで淡紅紫色が基本であるが、白色に近いものも多い。側弁は短毛があるかまたは無毛、花柱乳状突起毛があるかまたはない。距の末端中央に溝のあるものが多い。よく似たオキナワスミレが海岸の岩場に生える。 

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