メヒルギ



マングローブの最前線に生える常緑小高木だそうです。
ヒルギというのは「漂木」と書き、幼根が海水によって運ばれることに由来しているそうです。
オヒルギより細く、葉の先も丸く女性的でありことからメヒルギの名がついたらしいです。

 ’03.12.7撮影 漫湖湖畔(沖縄県)

メヒルギ(雌漂木) / ヒルギ科 メヒルギ属 常緑小低木 / 6月 / 薩摩半島南部、種子島、屋久島以南
  高さ4〜7m。葉身は長楕円形で鈍頭または円頭。花は白色。果実は反りかえった萼片をつけたまま樹上で
  発芽し、長さ15〜40cmのこん棒状になる。熟すと落下し、果実の下の槍先のような根が泥地に刺さって
  定着する。樹皮はタンニンを含み、かつては大島紬の染料として使われた。  

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