オオハナワラビ


                                   ’16.11.20撮影 宇美町(福岡県)



                                                        ’16.11.20撮影 宇美町(福岡県)

左は胞子嚢穂、胞子が熟していました。  栄養葉は細かく鋭い鋸歯。






                                        ’16.9.25撮影 高知県




                                                                 ’16.9.25撮影 高知県

フユノハナワラビより、羽片の鋸歯が鋭いです。

オオハナワラビ(大花蕨) / ハナヤスリ科 ハナワラビ属  冬緑性 / 東北地方中部以南〜九州
  低山〜山地の肥沃な林床。フユノハナワラビに似ているが、葉はやや大型。栄養葉はの羽片の頂片は鋭頭〜鋭尖頭、
  裂片は鋭鋸歯縁で、葉の形はほぼ五角形。 胞子葉は栄養葉より長く、胞子は秋に熟す。胞子葉は胞子散布後も残る。
  似たものにフユノハナワラビ、アカハナワラビ。
   フユノハナワラビ : 向陽の草地。栄養葉の羽片の頂片は円頭〜鋭頭。胞子葉は胞子散布後に枯死する。
   アカハナワラビ : 向陽の林下。 栄養葉の羽片の頂片は鋭頭。胞子葉は胞子散布後に枯死する。冬季に紅変する。

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