タツナミソウ

            ’09.5.10撮影 中津市(大分県)

紫色の群生はウツボグサばかりかと思ったら、タツナミソウも混じっていました。
タツナミソウは日当たりのよい草地で見かけることが多いです。


                  ’08.5.30撮影 平尾台(福岡県)


           08.5.30撮影 平尾台(福岡県)



             ’17.5.26撮影 平尾台(福岡県)

色艶やかなタツナミソウがたくさん残っていました。





               ’18.4.15撮影 串間市(宮崎県)


日当たりのよいの丘の上には色鮮やかなタツナミソウが群生していました。
草丈が低いのは丘の上で風が強いからでしょうか。



                                ’18.4.15撮影 串間市(宮崎県)
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 Scutellaria indica L. var. indica
タツナミソウ(立浪草) / シソ科 タツナミソウ属  多年草 / 5~6月 / 本、四、九
  花が片側を向いて咲く様子を泡だって寄せてくる波にたとえたもの。丘陵の林縁、草地。草丈は20~40cm。
  茎は赤みを帯び、白色の粗い開出毛が多い。葉は対生し、三角状卵形、鋸歯は7~14対。茎の先に長さ
  3~8cmの花穂を出し、一方方向に花を付ける。

 <九州で見かける似たもの比較>
  タツナミソウ :丘陵草地。花は直立。全体に白毛が密。葉は三角状卵形、7~14対。草丈20~40cm。
  コバノタツナミ :花は直立。葉は小型で丸く、ビロード状、鋸歯は5~6対。全体小型。草丈5~20cm。
  ツクシタツナミソウ :山地林内。花は直立。葉は長三角状卵形で、しばしば脈状に淡色の斑。草丈20~40cm。
  シソバタツナミ :湿った林内。 花は直立。葉の裏面が紫色を帯び、表脈状に濃色の斑。草丈10~25cm。
  ヤマタツナミソウ :山地の木陰。花は斜上。葉に粗い毛がある。草丈10~25cm。  
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