クジュウナミキ '17~'18


                                            ’17.5.28撮影

斑入りの葉が美しい謎のタツナミソウ属はクジュウナミキという新種になりました。
花はミヤマナミキやケミヤマナミキに似ていますが、この2種には葉に白斑がありません。
またこの2種より花期が早く、あっという間に花が終わってしまいます。
詳しい特徴などはこちらをご覧下さい(クジュウナミキ'14_'16)

九重町以外で本種と同じような個体をご覧になった方、お知らせ下さい。



                                          ’17.5.28撮影



                    ’18.5.26撮影



                                      ’18.6.1撮影



                                         ’18.6.1撮影



                                          ’17.5.18撮影

葉は上面が暗緑色で中肋と側脈に沿って白斑があり、下面が暗紅紫色。

くじゅう(大分県)
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Scutellaria kujuensis Kadota et Mas.Saito 
クジュウナミキ(九重浪来) / シソ科 タツナミソウ属 多年草 / 5~6月 / 九州(大分県)
樹林下。地下茎はよく分枝し、白いストロンを出し、種子で殖える他に地下茎でも繁殖。ケミヤマナミキに似ているが、花期が早い。茎葉の上面が暗緑色で中肋と側脈に沿って白斑があり、下面が暗紅紫色。花柄に小苞を欠き、花柄や花冠、萼筒に腺毛が密生する。花冠は基部からゆるやかに斜上する。下唇は凸面となり、紫色の斑点は中央裂片のみに見られる。

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