ヤクシマアカシュスラン '17









↑萼片は卵形、↓葉柄が長く2〜3.5cmあり、葉は白っぽい中脈がハッキリしています。









今回もヤクシマアカシュスランをたくさん見かけました。
若い蕾から、若い果実まで、バラエティーに富んでました。

この自生地ではヤクシマアカシュスランとカゲロウランが混成します。
開花していると一目でわかりますが、蕾や葉のみでは悩んでしまうことが多かったのですが、
観察するうちにほぼ見分けられるようになりました。


’17.9.29撮影 日南市(宮崎県)
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  *シロスジカゲロウラン属とする見解もある
Hetaeria yakusimensis (Masam.) Masam.
ヤクシマアカシュスラン(屋久島赤繻子蘭)/ラン科 *ヒメノヤガラ属  多年草/8〜9月/ 九州南部〜沖伊、豆七島
常緑広葉樹林の林床。高さ10〜25cm。 葉は緑色、3〜5枚つけ、葉身は卵形で長さ3〜8cm、中脈の色が抜け、ふちは波打つ。葉柄は長く、3.5cmに達し赤みを帯びる。花序には毛が生え、花を3〜15個つける。側萼片は斜卵形で長さ約3mm、唇弁基部は袋状。果実は暗紅褐色で長さ約1cm。*シロスジカゲロウラン属とする見解もあるカゲロウランと似ているが、花柄が長いこと、葉身の中脈の色が抜けること、側萼片が卵形であることで区別。
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