チクシキヌラン 2








草刈り真っ最中でしたか、刈られていない草地へ行くと、ニョキニョキ生えていました。
同じ仲間でも、かなりイメージが違います。
だいぶ前、奄美大島で見たチクシキヌランより、花が多くてよく目立ちます。
今回は唇弁をしっかり観察し、撮影しました。
キヌランとは違って、唇弁が2裂せず、舌状になっています。


’17.2.28撮影 沖縄本島北部(沖縄県)

チクシキヌラン(ちくし絹蘭)/ ラン科 キヌラン属 一年草または多年草 / 2〜3月 / 九(南部)〜沖
  キヌランの品種。キヌランに似るが、唇弁の先が2裂せず舌状になる点で異なる。日当たりのよい草地。草丈は
  2〜7cm。葉は線形、長さ1〜3cm。総状花序は頂生し、3〜10花をつける。花は白色、蕚片と花弁は長さ
  約6mm、唇弁は長さ4mm、卵状長楕円形で先は舌状。

 キヌラン(絹蘭) / ラン科 キヌラン属 多年草 / 3〜4月 / 九(南部)〜沖
   (別名:ホソバラン) 日当たりの良い草地。葉は線形。茎の高さ5〜10cm。唇弁の先が2裂する。

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