チケイラン '17









前回より天候の条件はよかったのですが、
被写体が遠いので、私たちの機材では、これで精一杯です。

花はクモキリソウに似ていて、図鑑によると唇弁の長さは約6mmなので、
大きさはさほど変わりませんが、遠くから観察しているので、極小に見えます。
今年の花序より昨年の果序のほうが目立ちます。

’17.12.2撮影 九州南部
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 Cestichis bootanensis (Griff.) T.C.Hsu
チケイラン(竹蕙蘭)/ ラン科 クモキリソウ属 多年草 / 10~1月 / 四(南部)、九(南部)、沖
常緑広葉樹林内の岩上、樹上に着生。草丈10~20cm。バルブ(偽鱗茎)は長円錐形で、数個が1列に並び、毎年1個ずつ増える。葉は数個、狭長楕円形で長さ10~15cm、先は鋭尖頭で、基部は短い関節がある。花は10~20cm伸ばした花茎の先に3~15花一方に偏ってつき、淡黄緑色~淡茶褐色で、萼片と側花弁は線形~線状長楕円形で、長さ6~7mm、唇弁はくさび状倒卵形、長さ約5mm、先は円状切形で少し反曲する。 

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