ショウキラン Kuju-4

















毎年同じところに生えてくれると、見つけやすいのですが、
今年もまったく違う場所に数株!
開花していた株はコンパクトでしたが、蕾のファミリーはノッポでした。


’17.7.3撮影 くじゅう(大分県)
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ショウキラン(鍾馗蘭) / ラン科 ショウキラン属 菌従属栄養植物 / 7〜8月 / 北(西南部)、本、四、九
  冷温帯の樹林下や笹の間。草丈10〜25cm。地上茎は太く、白色でやや淡紅色を帯び、半円形の鱗片葉をまばらに
  つける。花は茎頂にやや疎らに2〜8個つき、淡紅紫色。花柄は直立し、長さ約6cm。苞は卵形で開出してやや円頭、
  長さ6〜8mm。萼片は広楕円形で鈍頭、長さ約2cm、幅約1cm。側花弁は萼片よりやや短く、前に突き出す。唇弁は
  萼片と同長、中央に幅広い細突起がある条があり、全体に白っぽく紫色の斑点がある。距は長楕円形で前方に出っ張り、
  淡黄色、長さ約12mm、開口部に黄色の長毛がある。和名は花の形を鍾馗に見立てたもの。
  花色の白い品種をシロバナショキラン(仮称)といい、花色の淡黄色の品種を、タテシナショウキランという。

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