ミズトンボ


                ’06.8.20撮影 阿蘇外輪(熊本県)



              ’05.8.14撮影 くじゅう(大分県)



                ’14.8.23撮影 くじゅう(大分県)



               ’11.9.26撮影 高鍋湿原(宮崎県)

正面は異星人のようですが、後ろ姿は天使の羽根のようです。




              ’00.8.14撮影 樫原湿原(佐賀県)

 Habenaria sagittifera Rchb.f.
ミズトンボ(水蜻蛉)/ ラン科 ミズトンボ属 多年草 / 7~9月 / 北海道~九州
 
 
日当たりのよい湿原。草丈は40~70 cm。地中に楕円状の球茎をつける。葉は互生、茎の下半分に数枚あり、線形で長さ5 ~ 20 cm、先端は細長くとがり、基部は鞘となり、茎を抱く。茎の上部には線形の鱗片葉がつく。茎の先に総状花序に、淡緑色の花を多数つける。花の直径8 ~ 10 mm。萼片は後ろにねじれて背部で接する。唇弁は緑色で、長さ2 cm、3裂し十字形になる。花の中心部に淡褐色の葯があり、葯の下から2本の柱頭が出る。距は長さ15 mmで垂れ下がり、先端は球状に膨れる。
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