キソエビネ



初めての出逢いは雨の中、美しかった花の名残は残していますが、少し遅すぎました。




花はあまり平開せず、うつむいて咲いています。
唇弁は少ししか見せてくれませんでしたが、
淡黄色地に赤茶色の模様が入り、櫛状の切れ込みがあり、個性的です。







’22.7.4撮影 長野県

キソエビネ(木曽海老根) / ラン科 エビネ属 多年草 / 6〜7月 / 本州(東北〜中部)、四国
  冷温帯の深山の林下。草丈20〜40cm。葉は3〜4個つき、葉身は倒卵状狭長楕円形、長さ15〜30cm、
  幅3〜4cm。先は鋭頭、基部は葉柄がはっきりせず、縦じわが多く無毛。花は花茎の先に3〜8個がまばらに
  うつむきかげんにつき、淡紅紫色。萼片は、広披針形、長さ15〜17mm、幅4〜6mm。側花弁は披針形、萼片
  より短く鋭尖頭。唇弁は萼片より少し短く半円形で全縁、唇弁の先は橙色で櫛の歯状に切れ込む。

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