イモネヤガラ '13

















アップにすると派手めなお顔ですが、3m下がると、かなり地味。
落ち葉の積もった木陰で、ニョキと佇んでいます。
落ち葉と同化して、目が慣れるまで気がつきません。


’13.7.2撮影 宮崎県
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 Eulophia zollingeri (Rchb.f.) J.J.Sm. 
イモネヤガラ(芋根矢柄) / ラン科 イモネヤガラ属 多年草 / 6~7月 / 九州(南部)~沖
  林下。高さ40~60cm。共生する菌類から養分をもらって生育している菌従属栄養植物。地下にイモ状の塊茎がある。
  花茎は直立し、淡紫褐色で、長楕円形の鱗片葉が少数つく。花は茎頂に総状花序になり、紫褐色の花をややまばらに
  20~30個つける。苞は広線形で鋭尖頭、長さ、2cm前後、幅2mm前後。萼片は倒卵状長楕円形、長さ約2cm、
  幅約8mm、側花弁は倒卵形で鈍頭、萼片より短い。唇弁はやや」直立し、倒卵形で先は3浅裂し、黄白色でやや紫色を
  帯び、長さ約17mmと萼片よりやや短く、側裂片は円く、中裂片は卵円形、内面の脈上に乳頭状突起があり、中央部に
  は2本の隆起線がある。距は長さ約4mm、鈍頭。果実(蒴果)は紡錘形。 
 
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