イイヌマムカゴ








白い唇弁がのぞいていると思ったのですが、パソコンで見ると白いものはこん棒状の距のようです。
白い唇弁は飛び出していませんでした。(T_T)


自生地付近にたどり着いてみると、草刈りが!
草刈りされていない場所まで移動し、なんとか無事な株を見つけました。
草丈30cmほどのこの株はもうすぐ開花という状態で、コンパクトな株は完全な蕾。
少し、早かったようですが、数日後は草刈りされていたかも。

’20.7.21撮影 高知県

イイヌマムカゴ(飯沼零余子) / ラン科 ツレサギソウ属 多年草 / 7〜8月 / 北海道(南部)〜九州
  山地の林床や林縁。草丈20〜40cm。葉は茎の中ほどに2個つき、長楕円形で長さ8〜15cm。縁は波打ち
  基部は鞘になる。花は茎頂に穂状に多数つき、淡緑色の花を多数つける。萼片と側花弁は淡黄緑色、長さ
  約2mm、兜状になる。唇弁は白く舌状、前方に突き出し、長さ約2〜3mm。距はこん棒状で長さ約1.5mm、
  下垂する。和名のイイヌマは植物学者の飯沼慾斎を記念したもの。

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