ダイサギソウ












今年は初々しいダイサギソウに会えました。
強烈な日射しをうけ、純白の翼が眩しいです。


’09.8.24撮影 佐賀県











ダイサギソウはサギソウ属ではなく、ミズトンボ属、ミズトンボの仲間です。
居住区は湿地ではなく、草原です。
どちらかというと見かけはサギソウに似てますが、花が数個つき大柄なので、
目立ってしまいます。
盗掘者の目に留まりませんように!


’07.8.30撮影 熊本県
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 Habenaria dentata (Sw.) Schltr.
ダイサギソウ(大鷺草) / ラン科 ミズトンボ属 多年草 / 8~10月 / 本(千葉県以西)~沖
 
  
日当たりの良い湿った草原。草丈30~60cm。葉は茎の下部に4~5個つき、長楕円形披針形で長さ7~10cm、幅2~3cm。先は鋭頭、基部は茎を抱き縁には透明の縁取りがあり、上部には少数の鱗片葉がある。花は茎頂に穂状に多数つき、白色で径2~2.5cm。苞は線状披針形、長さ2~3mm。背萼片は卵形、側萼片は斜卵形、側花弁は披針形、側花弁と背萼片は直立して兜状になる。唇弁は長さ15~18mm、3裂し、中裂片は線形、長さ5~8mm、側裂片は斜開し、くさび形倒三角形で、外側に細かい歯牙がある。距は長さ3~4cmで、前方に垂れ下がる。
 
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