ハナネコノメ




シロバナネコノメソウと同様に真っ赤な葯が可愛いのですが、
初々しい花はありませんでした。











基本種のシロバナネコノメソウにくらべ、毛が少なく、葉の鋸歯数が少なく、
萼裂片が丸みがあって円頭~鈍頭などが相違点です。

’17.4.10撮影 東京都

Chrysosplenium album Maxim. var. stamineum (Franch.) H.Hara 
ハナネコノメ(花猫の目)/ ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草 / 3~4月/ 本州(福島県~京都府)
山地の沢沿いの樹林下。シロバナネコノメソウの変種。草丈5~10cm。根出葉は花時は枯れ、扇状円形~円腎形。基部は鈍形~くさび形で鋸歯は3~7個。茎葉は1~2対、扇形で対生する。花は暗紫色を帯びた花茎の先につき、直径3~5mm。花弁はなく、萼裂片は円頭~鈍頭、白色。雄しべは8個、長さ3~6mmと長く、萼裂片より飛び出す。裂開前の葯は暗紅色。 

猫の目Galleryへ     花調べHomeへ