ボタンネコノメソウ


                              ’13.4.4撮影 庄原市(広島県)



                              ’13.4.4撮影 庄原市(広島県)



                                ’02.3.22撮影 貴船(京都府)



                 ’02.3.22撮影 貴船(京都府)

萼裂片は暗赤褐色色、雄しべは8個、萼裂片より短く、葯はふつう暗紅紫色。



                               ’02.3.22撮影 貴船(京都府)




           ’04.3.21撮影 三次市(広島県)

ヒダボタンの変種アカヒダボタンとボタンネコノメソウはよく似ています。
ヒダボタンの特徴:萼片の色が暗赤褐色、葯の色が暗紅色、葯と花柱は萼片と同等で萼片より突き出ない。
同定は容易ではなさそうです。




                                ’24.4.22撮影 高島市(滋賀県)

 Chrysosplenium kiotoense Ohwi
ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)/ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草/4~5月/本(岐阜県以西の日本海側)
山地の谷沿いの湿った場所。草丈約10cm。根出葉は花時まで残り、葉身は円形~楕円形で、表面の脈が目立つ。花弁はなく、下部の苞は卵形で柄があり、上部の苞は広卵形で鮮黄色。萼裂片は4個で花時には直立し暗赤褐色、雄蕊は8個、萼片より短く、裂開前の葯は黄色。花柱は萼裂片より短い。果実(朔果)は斜開し、2個の心皮は大きさが異なる。種子は多数あり、広楕円形で、長さ約0.8mm、縦に約12個の肋骨状の隆条があり円い小突起が接して並ぶ。 

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