イソギク 1

※ 園芸種が野生化したものだそうです


                           ’06.11.4撮影



                            ’06.11.4撮影



                         ’06.11.4撮影



                                            ’06.11.4撮影

こちらの岬は潮風もやさしく、燦々と日差しをうけています。
小さな花たちが精一杯開いて、目がくらみそうです。





                            ’01.10.24撮影



                                     ’01.10.24撮影

磯菊にまつわるお話

明治時代、銚子の次に日本で2番目の無線局が角島にできました。
銚子からはるばる離れたこの地に赴任してきた方が慰めに故郷から磯菊をもってきたそうです。
それから100年。
無線局の建物は老朽化しましたが、岬に咲く磯菊は子孫を増やし、
毎年にこやかな笑顔で海の彼方を見つめています。
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 Chrysanthemum pacificum Nakai
イソギク(磯菊) /キク科 キク属 多年草 /10~12月 /本(千葉県犬吠埼~静岡県御前崎)
海岸の崖。草丈20~40cm。細長い地下茎を伸ばし、斜上する。葉は互生し、倒披針形~倒卵形で茎の上部までつき、長さ4~8cm、幅1.5~2.5cm。先は全縁~やや浅く羽裂し、基部はくさび形。質は硬く、表面は緑色で縁は白く、裏面は丁字毛が密生し銀白色。頭花は散房状に多数つき、黄色の筒状花のみからなり、直径約5mm。総苞は扁球形、総苞片は3列に並び、外片は卵形。縁の雌花の花冠は長さ約3mm、先は3~4歯がある。中の両性花の花冠は長さ約3.5mm、先は5歯がある。 

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