◆ヒヨドリバナの仲間

◆ヒヨドリバナ5種比較◆

<サワヒヨドリ> 茎は直立。葉は対生。
葉は細く、先は鈍く、3本の葉脈、柄がない。
40〜90cm ふつう淡紫色 日当たりの良い湿地
8〜11月、北〜沖
<ヤマヒヨドリバナ> 茎は直立。葉は対生。
葉に長い柄がある。
40〜100m ふつう白色 日当たりの良い山地
9〜11月、四〜九
<フジバカマ> 地下茎が横にはう。葉は対生。
葉に光沢があり、葉の裏には腺点がない、
やや堅く、ふつう3深裂、短柄あり。
100〜150cm 白色・淡紫色 河原・湿り気のある草地
8〜9月、
本(関東以西)〜九
<ヒヨドリバナ> 地下茎は短い。葉は対生。
葉は厚く、ふつう分裂しない。短柄あり。
100〜200m 白色が多い
稀に淡紫色
山地の林縁、草地
8〜10月、北〜九
<ヨツバヒヨドリ> 茎は直立。葉は3〜4輪生。 約100m 淡紫色が多い
稀に白色
山地の湿原
北〜本(近畿以東)、四


◆ヒヨドリバナは染色体が倍数体のものと2倍体のものがある◆

サケバヒヨドリ 染色体が倍数体
単為生殖
葉は厚く、深く切れ込む。葉裏に腺点がない。
草丈1〜2m。
低山地の林縁、草地。。
キクバヒヨドリ 染色体が2倍体
両性生殖
葉は薄く、深く羽状に切れ込む。葉裏に腺点がある。
ほとんど枝分かれしない。草丈は1mどまり。
高い山の林内


腺点とは
蜜、油、粘液などを分泌または貯めておく小さな点のこと。サワヒヨドリ、ヤブタバコ、ヒメジソなど。

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