コウゾリナ


                  ’21.10.14撮影 九重町(大分県)

ブタナに似ていますが、ブタナは無毛で、コウゾリナは剛毛が生えています。



                    ’21.10.14撮影  九重町(大分県)



                 ’23.10.12撮影 別府市(大分県)

剛毛が生え、触れたくない野草ですが、
早春の若苗や若葉などは食用になるそうです。

Picris hieracioides L. subsp. japonica (Thunb.) Krylov
コウゾリナ(剃刀菜・顔剃菜)/ キク科 コウゾリナ属 越年草・短命な多年草/ 5~10月/ 北海道~九州
  山野の草地、道端。草丈25~200cm。根は紡錘状。茎はよく分枝し、全体に剛毛があり、触れるとざらつく。根出葉は花時には枯れ、下部の葉は互生し、葉身は倒披針形、先は尖り、基部は次第に細まり、翼となって茎に沿下する。中部の葉は披針形、で茎を抱く。頭花は緩い散房花序につき、径2~2.5cm。小花は黄色、30~34個。総苞は長さ10~11mm、やや黒っぽい緑色、内片は線状披針形、背に1~2mmの剛毛があり、外片は短い。果実(痩果)は紡錘形、赤褐色、長さ3.5~4.5mm。冠毛は長さ6~7.5mmで早落性。

Homeへ