シンテッポウユリ




テッポウユリよりも葉の幅が狭く(線形)、花径がやや小さいので細長く見えます。


5月末に訪れたとき、ユリの仲間の葉が多いのに驚きました。
オニユリ、コオニユリより葉の幅が狭いので、タカサゴユリかな? シンテッポウユリかな?? 
と思ったことなど、すっかり忘れていたのですが、
志賀島へ行った帰りに、気まぐれに立ち寄ってみると、松原の遊歩道沿いに咲き誇っていました。
テッポウユリより花は小さめですが、気品の良さと清楚な美しさはそのまま引き継いでいます。

’21.8.10撮影 新宮町(福岡県)

参考 : テッポウユリ  タカサゴユリ
シンテッポウユリ(新鉄砲百合) 別名ホソバテッポウユリ / ユリ科 ユリ属 多年草 / 7〜9月 / 帰化植物
  高さ70〜150cm。葉は互生する単葉で密につき、幅5mmほどの線形で全縁。花被片外側は白色。雄しべの花粉は黄色。
  台湾原産のタカサゴユリと日本在来種のテッポウユリを交配させた園芸品種。繁殖力が強いため、急速に増加し、交雑を
  繰り返すタカサゴユリと区別するのが難しくなっている。
 テッポウユリ : 葉は披針形。花期は6月。花被片の外側は白色、雄しべの花粉は黄色。芳香強。
 シンテッポウユリ : 中間型
 タカサゴユリ : 葉は線形。花期は8〜9月。花被片外側は紫褐色を帯びる。雄しべの花粉は紫褐色または黄色。芳香弱。

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