カラスウリ


               ’04.8.22撮影 水俣市(熊本県)

ウリ坊がたくさんぶら下がっています。
イノシシの子供ではなく、カラスウリの若い果実です。
キカラスウリの若い果実は縦縞がほとんど入っていませんが、
カラスウリは縦縞がくっきりしているものが多いです。



               ’23.11.8撮影 久山町(福岡県)

10~11月、果実は真っ赤に熟しています。

 Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim. ex Franch. et Sav.
カラスウリ(烏瓜)/ ウリ科 カラスウリ属 つる性の多年草 / 7~9月 / 本州(東北地方南部)~九州
  別名タマズサ(玉章)。藪や林縁。葉は卵心形~腎心形、長さ幅とも6~10cm。普通3~5浅裂するが時に5深裂し、光沢はなく、裏面には短毛が密生する。巻ひげは分枝しないか、2枝がある。雌雄異株。葉腋から花序を出して花をつける。雄花序は長さ2~10cm、苞は2~3mm。雌花は花序を作らず、萼筒は長さ6cm、萼裂片は長さ3~4mm。花冠は白色で縁は糸状に分裂する。花は夜に咲き朝にはしぼむ。果実(液果)は球形~楕円形で、長さ5~7cm、熟する前は縦の線が通った緑色をしており光沢があり、熟すと、オレンジ色ないし朱色になる。 

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