スイバ

< 雄株 >

                 ’04.6.20撮影 標津町(北海道)

北海道のスイバは赤くてびっくり。
雄花には花被片6個、雄しべ6個があります。


                 ’04.6.20撮影 標津町(北海道)



                 ’04.6.20撮影 標津町(北海道)

帰化植物のヒメスイバかなと思ったのですが、下部の葉が耳状に張り出していないので、スイバでした。


                                    ’04.6.20撮影 標津町(北海道)




< 雌株 >

               ’01.5.19撮影 豊前市(福岡県)


ギシギシと違って、花序が赤っぽく見えます。



               ’01.5.19撮影 豊前市(福岡県)

スイバ(酸い葉)/ タデ科 ギシギシ属 多年草 / 5~8月 / 北海道~九州
  野原。別名はスカンポ。草丈30~100cm。根茎は太くて短く、太い根が下に伸びる。茎は直立し、しばしば上部は
  枝分かれし、全体に淡緑色か稜上が赤みを帯びる。葉は単葉、葉身は長楕円状披針形、長さ3~14cm、幅2~4.5
  cm。先は鈍いかまたは鋭く、基部は矢じり形~円形。根出葉や下部の葉は有柄、上部の葉は茎を抱く。花は雌雄異株、
  茎の先に長さ7~35cmの円錐状に総状花序となり、径約3mmの小さな花を多数つける。雄花の花被片は6個、外萼片
  3個は披針形で内萼片は倒卵形、ともに開出し、雄しべは6個、萼より短い。雌花の内花被片3個は、果時に翼状になり、
  円形~円心形で全縁、長さ3.5~4mm、中脈の基部はわずかに膨れる。外萼片は小さく、反曲する。果実(痩果)は
  3稜のある卵形、長さ1.6~2.4mm、黒色で光沢がある。

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