スズメノヤリ


                                      ’23.3.27撮影 熊本市

お城の石垣にも生えていました。


                                      ’23.3.27撮影 熊本市

アップすると、花の状態がよくわかります。
 左上の花は雄性期で、右下の花は雌性期。
雌しべ先熟で、3個の柱頭が受粉したあと花被片が開き、雄性期に移るようです。



                                                             ’04.4.11撮影 阿蘇外輪(熊本県)

スミレさんの横で毛槍を立てて護衛してるのかな。(^^ゞ

スズメノヤリ(雀の槍) / イグサ科 スズメノヤリ属 多年草 / 4〜5月 / 日本全土
  日当たりの良い草地。和名は褐色の頭花が大名行列の毛槍に似ていて、小型なので雀の槍に見立てた。草丈
  10〜30cm。根出葉は線形〜広線形、長さ7〜15cm。縁に白色の長毛がある。茎葉は2〜3個、
  根出葉同様縁に白色の長毛がある。花は花茎の先に卵球形の頭花を普通1個つけ、赤褐色の花を多数つける。
  花被片は長楕円状披針形で背部は褐色、縁は白色膜質。雄しべは6個。葯は線状長楕円形で長さ約2mm、
  花糸はごく短い。雌しべ先熟で、3個の柱頭が受粉したあと花被片が開き、雄性期に移る。さく果は褐色で
  花被片とほぼ同長。

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