オニタビラコ

(狭義)アオオニタビラコ Youngia japonica (L.) DC. subsp. japonica






(狭義)アカオニタビラコ Youngia japonica (L.) DC. subsp. elstonii (Hochr.) Babcock et Stebb.

 


細い茎をぐ~んと伸ばし、黄色の花を咲かせています。
たまに1m近いのっぽも見かけます。




’10.4.18撮影 佐伯市(大分県)

 Youngia japonica (L.) DC.
オニタビラコ(鬼田平子) / キク科 オニタビラコ属 1~2年草 / 5~10月 / 本(宮城県以南)~沖
日当たりのいい道端、空地など。草丈20~100cm。根出葉はロゼット状となり、倒披針形で長さ8~25cm、幅1.5~6cm。頭状羽大に深裂し、越冬しても緑色を保つ。茎葉は少なく小さい。頭花は散房花序に多数つき、花序の枝は開出し、径7~13mm。総苞は長さ4~5mm。小花は黄色で10~20個。果実(痩果)は長楕円形で少し扁平。冠毛は白色で長さ約3mm。 
 最近、オニタビラコはアカオニタビラコ、アオオニタビラコの亜種に分けられた。
 アカオニタビラコ:花茎は通常1本。茎葉が数枚、大きい。花茎は紫色を帯びる。下部を中心に毛が多い。
          ロゼットは柔らかな緑色で赤い部分がある。頭花は径7~10mm。やや自然度の高い環境。
 アオオニタビラコ:花茎が通常多数出る。茎葉はつかない。花茎は紫色を帯びない。
          ロゼットは青緑色で光沢があり赤い部分がない。頭花は8~13mm。路傍の植え込みなど。

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