ミヤコグサ




在来種といわれているミヤコグサと外来種のセイヨウミヤコグサはよく似ています。
ミヤコグサはふつう1花茎に2花をつけることが多く、
セイヨウミヤコグサはふつう5花くらいつけているので、賑やかに見えるそうです。

’10.6.7撮影 平尾台(福岡県)

 Lotus corniculatus L. subsp. japonicus (Regel) H.Ohashi
ミヤコグサ(都草) / マメ科 ミヤコグサ属 多年草 / 4~6月 / 日本全土
道端や草地、海岸。別名はエボシグサ。和名は京都に多かったことによる。長さ5~40cm。茎は地を這って広がるか斜上し、毛はない。葉は5小葉からなり、3小葉は葉軸の先に、2個は基部に托葉状につく。 花は葉腋から伸びた花茎の先に1~3(~4)個つく。花弁は黄色~鮮黄色で長さ10~16mm。総苞は3出し、小葉と同形で小さい。萼は長さ5~8mm、軟毛があり、萼裂片は萼筒より長いか、時に同長。果実(豆果)は円柱状線形、長さ2~3.5cm、20個前後の種子が入る。熟すと2裂し、褐色の種子を飛ばす。最近は帰化種のセイヨウミヤコグサの方が多い。セイヨウミヤコグサは花数が3~8個と多く、茎や葉に毛がある。 
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